デモ・暴動・テロの違いとは
■デモ・暴動・テロの違いとは
デモと暴動、テロなどは名前がよく似ていますが、実際の言葉の違いがよく分からない人は多いかと思います。それぞれは似ているようで、実は全然違う部分も多くあるわけですね。そこでこの記事の中で3つの言葉の具体的な違いについて見つつ解説ができたらと考えています。
サクッと読めるかと思いますので、ぜひ目を通してみてくださいね。
■テロとは
テロについては、具体的な国際上で定義が決まっていないのが特徴です。なのでしっくりとした説明がなくてかなり困惑するケースもあるかと思います。ただ、大まかな内容は決まっているわけなので、そこは全然安心していいでしょう。対象が国家などになっていて、破壊行為なども含まれているのが特徴です。具体的な例としては、アメリカの9.11などが細かく挙げられるでしょう。あのような国絡みのものがテロに該当しています。
■暴動とは
暴動については、市民が一丸となって行動を起こしていくことを言います。言葉のイメージとしては、テロと比べてもかなりスケールが小さいものだと考えていいでしょう。基本的には小さいものがほとんどですが、大きく発展するケースも普通にありますので、割と油断できない部分だったりもします。社会の秩序をみだしているわけなので、注意が必要なものになっています。
■デモとは
デモは特定の考えとか主義を持った人が同時に主張をしていく行為のことです。デモや暴動などと比べるとそれほど過激ではなくて、どちらかというと、声を上げる行為が中心になっているのが特徴です。道なども占拠していることが多いかと思いますが、それほど犯罪行為などには繋がっていないですよね。そういった比較的穏やかなものが「デモ」になっています。基本的にはあらかじめ警察に対して許可をとっておく場合もあるため、非常に安全性も高くなっています。
■具体的な暴動やテロ
では、具体的に暴動やテロの種類としてはどんなものがあるのでしょうか。それほど難しく考えなくても、割としっかりと定義が決まっていたりはします。なので、ある程度落ち着いて考えていくことができるでしょう。安心してみてくださいね。
■チリ暴動
暴動の1つとしては「チリ暴動」が挙げられます。これは2019年に起こったものなので、割と最近のものだと言っていいでしょう。暴動というとかなり昔とか、過去のものをイメージする人が多いかもしれません。でも、決してそんなことはなくて最近でもたくさんの暴動が起こっていることがわかるでしょう。この暴動では、緊急事態宣言を発令するまでに大きくなっているので、非常に広い範囲に影響を与えたことが分かるでしょう。
■黄色いベスト運動
基本的には、この黄色いベスト運動では、燃料税が大きなカギとなっています。燃料税を引き上げたことによってその不満から運動が始まっています。なので、特に貧困層などはかなり苦しい思いをしていたのでしょう。最初は小さな運動から始まりましたが、だんだんと暴力なども加わって大きく激化していきます。その後大統領が減税の意志を出しました。
■逃亡犯条例改正
こちらの抗議デモについては、最初に警察からの許可をとって行われたものだったので、割と落ち着いた状態で行われていました。ただ、段々と激化してきて警察との衝突なども普通に起こっています。多くの負傷者が出たことにもなったので、非常に危険な状態でもあったわけですね。ストライキや職場に行かないなどもいろんな状況が出たことで、国全体に非常に大きな影響を与えてきたことがわかることでしょう。
■日本のデモ
では、日本のデモに関してはどんなものがあるのでしょうか?上記で世界的なデモを挙げてきたわけですが、もちろん日本でもデモが行われたりはしているわけですね。
では、実際に起こった内容などについて、さらに見ていくことができたらと思っています。
■平和安全法制
1つは、先ほども挙げたような平和安全法制についてですね。こちらは非常に大規模なデモとなっていて、10万人以上の人が国会の前に集まって行われたものになっています。平和安全法ちては、非常に賛否両論なものでありました。なので、デモというと、どうしても反対派が多いようなイメージをもつかもしれません。ただ、今回のものについては賛成派も非常におおくいたわけですね。なので、さまざまな形でデモが行われていました。非常に興味深いし、面白いですよね。
■普天間基地移設
普天間基地の移設問題についても、デモが行われました。これは割と最近の内容でもあるわけなので、記憶に新しい人も多いことだと思います。自宅近くに米軍基地があることに対して、抵抗感を持つ人もいたのでしょう。そのことからも、必死で移設を拒んだ人たちが主張をしたりしました。現地だけでなく都内でも行われたりしたわけなので、非常に多くの場所で行われていたわけですね。かなり興味深い内容とはなっているはずです。
■まとめ
ということで、デモや暴動については非常に広い範囲で起こっていたことがわかります。日本では少ないと感じる人も多かったかもしれませんが、決して珍しいことではないわけですね。
今後もいろんな場所で起こる可能性があります。その場合は、あまり過激になりすぎずに、多くの人が自分の身のことなどを考えつつ過ごしていけるとベストでしょう。
そんな世の中になっていけるといいですね。